医療法人 志成会‖介護老人保健施設リストーロ若宮 福岡県宮若市沼口
介護老人保健施設リストーロ若宮
入所(ショート・長期)
通所リハビリ部門
厨房 栄養(管理栄養士)
施設案内
いのり若宮医院
外来
入院
訪問リハビリ
通所リハビリ
グループホーム やまぶき
リストーロ若宮 居宅介護支援
在宅介護支援センター わかみや(宮若市委託)
在宅介護支援センター わかみや(宮若市委託)
在宅介護支援センター わかみや(宮若市委託)
求人のご案内
医療法人 志成会について
理事長挨拶
沿革と歴史
経営理念
「志成会だより」に寄せて
アクセスと施設情報
ホーム>医療法人 志成会について>志成会だより
医療法人 志成会について

今年の気候も、温暖化が毎年少しづつ進行しているせいか、変動が大きいと感じます。本年前半の世界的話題としては、トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の米朝首脳会談の動向がトップニュースになっています。
我が国では少子高齢化と総人口減少が同時進行中(昨年比:39万人減少)との報道がありました。また、麻疹(はしか)が海外からの持ち込みにより流行し、ワクチン接種1回世代への流行が話題となっています。
当法人施設では今年後半に105歳を迎えられるご利用者様を筆頭に、続々とセンテナリアン(百歳超え)が誕生しています。敷地内の庭では桜は期待通りに今年も見事な美しさを披露してくれた一方で、藤の花はつぼみを付ける事も無く来年へ期待いを残しつつ、各種ツツジ、シャクナゲ、バラの花々が開花し、今はアジサイが見頃となっています。
これから、梅雨、猛暑を迎える事となりますが、集中豪雨、熱中症予防等、体調管理や日常生活に気をつかう必要が出てまいります。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
【 今回の一冊 】今回は「生き物は円形」を紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

[生き物はみずみずしい]
・水(H2O)の特殊性⇒ 安定した環境を生物に提供している。
@気体になりにくく常温でも液体を保つ。
A液体であることが分子活動を活発にしている。
B水の分子同士が弱く引き合い蒸発しにくい物質。
・固体である氷が水よりも軽いので、水という環境が安定して存在できる。

[多くの細胞の85〜90%は水で出来ている]
・食べなくても80日間生存例あるが、水無しでは5日間しか生きれない。
・成長(老化)と共に、細胞外の水分量に変化しないが、細胞内の水分量は減少していく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

[生物の発生は1個の精子と1個の卵の受精から始まり分裂を開始する]
・桑実胚 ⇒ 胞胚 ⇒ 原腸胚 ⇒ 外/中/内胚葉
・中胚葉 : 完全に体の内部にあり、体が大きくなる過程で「拡散」による栄養取得困難 ⇒ 
  活動範囲拡大の必要性 ⇒ 筋肉/循環系/排出系を獲得していった。
・動きを作り出しているのは中胚葉である。
・哺乳類では全重量の45%を占める ⇒ 食物を得るため多くの投資をしている。

[生き物は円柱形構造である]
・円柱形は圧力と引っ張りに耐える構造
・球から変形して強さを持ちつつ表面積を確保するには球の断面のまま細長くなる ⇒
  円柱形となり運動抵抗が少なく出来る。
・円柱形では円柱方向に加わる力は長軸方向の2倍になる(動脈瘤が破裂しやすい理由) ⇒ 
  「直交系補強」では変形できないのでコラーゲン繊維の「交差螺旋」で補強されている。

[脊柱動物の骨組は ⇒ 動的構造の骨組みである]
・植物はレンガ積みモデュラー構造(細胞内に特殊輸送系の「原形質流動」)を有し容易に細胞サイズ
  を大きく出来る。細胞壁をセルロース/リグニンで構造補強しているので動きにくいが丈夫な構造。
・動物/植物から食べられても容易に再生できる。大きな体は光合成に有利である。
・動物細胞は植物細胞と異なり細胞サイズが1/10以下を小さくすることで拡散による物質移動
  (特殊輸送系)を持たない。骨と骨の間は関節構造となっている。
  動物細胞は種類豊富で高機能化しているのでその分、保守が大変。⇒ 
  この違い(差)が寿命の違い(数千年と120年)を生んでいる。

[サイズと動き]
・バクテリアでは環境の流れる速度の方がバクテリア自身の鞭毛運動での動きより早い(45倍)
・動物では体が大きいので拡散だけでは消費速度に追いつかない。そのため、中胚葉系と循環器系と
  運動系(「人間は筋肉だ」)が進化発展して行った。

[時間のデザイン]
・「動物には時計で測ったのとは別の夫々の時間を持っている」
・「共通の時間をどんな速度で生きるのか?」 = 「実感の生化学」
・人間社会は「物理的時間(絶対時間)」の厳守で出来ている。

[生物の時間はサイズで異なる]
・心臓時間は恒温動物では皆待ち時間は同じ(15億回)になるが、象とハツカネズミでは体重が
  10万倍違うので18倍長く時間が進む。
・これだけ違えば生きる戦略/価値観/世界観まで違ってくる。

[動物の時間は体重の1/4に比例して変わる]
・動物においては体が大きいほど、時間がゆっくり進む。
・呼吸時間は(心周期の4.5倍に)比例。懐妊時間/性的成熟時間は(体重の1.4倍に比例)

[エネルギー消費量は体重の3/4乗に比例する]
・体が大きいほど、図体の多きいほどにはエネルギーを使わない。
・体重が2倍だとエネルギー消費量1.68倍(2倍にはならない)
・ハツカネズミは体重の割には大食漢(象は少食)

[生物はエネルギーを使って壊れたものを元に戻している]
・細胞内の化学反応を進行させるためには触媒となる酵素の変形を伴う。
・一度変形した酵素は元に戻らなければ二度と働かない。
・生物はエネルギーを使って一度壊れたものを元に戻している(1回転)
・生物はエネルギーを使って時間を元に戻している。
・回転数が多いほどエネルギーを使う。
・エネルギー消費量が多いものほど時間の速度が早くなる理由である。
・生物時間は「回って戻る円環的な時間」
・熱力学第2法則(エントロピーは増大(無秩序化)する方向に向かう)のおかげで
 ⇒ 生物は定期的に体を更新し続けなければならない。
・環境の変化もあるので適応するためには更新時期に多様性を持たねばならない。

[子供の時間/大人の時間]
・子供時代は代謝回転速度が速く時間が早く感じるが、成長につれて代謝は低下する。
・子供の授業時間が45分間、大学生で90分。大人では時間がゆっくり流れるでの、
  それに合わせたプログラムが必要 ⇒ 「ヒトに優しい」

[体のサイズから予測される人間の寿命は41.5歳]
・老化の兆候(歯の喪失/老眼・白内障/白髪/閉経)があると自然界では生きていけない。
・膨大なエネルギーを消費することで我々は寿命を延ばしてきた。
・寿命の伸びた部分は大量のエネルギーの支えられた今の生活にある。
・寿命の伸びた部分は自然選択にかかっていない部分、保障期限切れの部分である。
・ガタガタになった体を支えるには膨大なエネルギーを購入する資金が必要。
・長生きのせいで化石燃料購入により環境は悪化し、資金は国債でまかなっている現状は、
  すべてのツケを次世代に押し付けている事になり、自分だけ長生きできるはずも無い。
  生物の持つ「続く」という「最高目的・価値」をないがしろにいている生き方である。

[現代日本人は必要とするエネルギーの30倍ものエネルギーを消費している]
・余計なエネルギーを使用しなかった昔と比べると、時間が30倍早くなっているのかもしれない。
・そのため、体の時間と社会の時間との間に、ものすごいギャップが生じている。
・うつ病・過労死・長時間労働の原因は、ただ時間が長いだけでなく、
  そもそも時間が早いからではないのか?
・果たしてこのギャップに体が耐えられるのか?
・現代人といえども、生き物として生きるペースから大幅に外れてしまったら、
  幸せに生きるのは難しいのでは?
・ヒトとしての「時間のデザイン」にあった生き方を心がける必要がある。

[問題を解く鍵は時間の見方にある]
@それぞれの動物には別の時間があり、物理的時間の様に時間は1つでは無い。
・一千万種の生物には多様性があり、その多様性に極めて大きな意味がある。

A生物時間は回る時間であり、物理時間のように直線的では無い。
・現代社会は前向きのフロンティア精神で突き進んだ結果、環境負荷(環境破壊)進行中であり、
  回る(環境負荷が少ない循環型社会に回帰する必要がある。

B動物時間はエネルギー消費量により夫々時間が変わるものである。

[生きるとはエネルギーを使って自ら時間を生み出すことである]
・動物は仕事をして初めて時間が生まれてくる(仕事と時間に密接な関係性がある)

[仕事から離れた時はせめて自主的に自分の時間を持つことが大切]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

「生物の種ごとに夫々の時間があり、同種でも年齢・経験ごとに固有の時間がある。」という話「なるほど、そうなのか」と納得することがありますが、皆様方はいかがでしょうか?ならば、個人個人の生き方や考え方で時間が変化することは自然なことになるのではないでしょうか?この本には超高齢化社会をよりよく生きるヒントがあるようにも思われます。

 以上、本川達雄 著 「生き物は円柱形」より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
5月の連休で中央ヨーロッパ3ヶ国を2日間づつ掛け足で巡りました。
一部になりますが、ご紹介したいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
ハンガリー:首都 ブタペスト(人口:984万人/9.4万Ku)
人口の86%がマジャル人。宗教はカトリック39%、カルヴァン派12%。共和制(大統領)の国で、千年前にウラル山脈地方から進出した騎馬民族の末裔と言われている。西にオーストリア、東にルーマニア/スロベニア、南にクロアチア/セルビア、北にはスロバニアに囲まれた内陸地。
ハンガリーは豊かな歴史を持つ洗練されたイメージと、素朴な農園や大平原が混在する国で、ヨーロッパで3番目に古い地下鉄が走っており(日本とは違い地下浅い所を走っていおり、乗車が楽で車体がレトロ調)、くさり橋には魅了されました。
   
オーストリア:首都 ウイーン(人口:860万人/8.4万Ku)
国土は北海道とほぼ同じ大きさで、欧州の中心に位置し、拠点国際企業も多い。南ドイツ語ゲルマン民族。宗教はローマカトリック74%、プロテスタント5%。西部にあるザルツブルグはキリスト教大司教区として1.1千年間独立。モーツアルト生誕地でもある。近くにはハブスブルグ家のご料地山深い塩産地、「ハルシュタット」に景勝世界遺産もある。ウイーン市内ではシェーンブルン宮殿をはじめ見どころが多い。
   
チェコ:首都 プラハ(人口:1056万人/7.9万Ku)
スラブ系チェコ民族が最多。共和制。宗教はカトリック10%、無宗教30%。中世宗教家ヤン・フスは英雄的存在。ソ連時代、民主化を求める市民をソ連が制圧した「プラハの春」で有名。街並みは先取的建築物が多数あり古城、教会が立ち並ぶ世界遺産の街です。
またボヘミアングラスも有名で、交響詩モルダウ(ヴルタブ)の作曲家スメタネの故郷でもあります。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
ハンガリー/オーストリア/チェコは、いづれも北海道ほどの広さで、それぞれの首都から陸路で3〜4時間で国境が超えられる近さに位置します。 海がなく大陸性気候で一日の気温差が激しく、朝夕は冷たく、日中はカラッとし日差しが強い。
どの都市にも街路樹には緑豊かなマロニエがみられ、歴史的建造物が点在している為、どこも観光客が多く、その中でもアジア系の中国人団体が目立っていました。
尚、写真の一部をリストーロ若宮に掲示しております。ご興味あるかたはご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
平成30年6月吉日 医療法人志成会 祷若宮医院
理事長     祷 光太郎
 
 
▲ページの先頭へ

ホーム介護老人保健施設リストーロ若宮いのり若宮医院グループホーム やまぶき在宅介護支援センター わかみや
リストーロ若宮 居宅介護支援医療法人 志成会についてお問い合わせ個人情報保護

Copyright (C) 2007-2012 医療法人志成会 All Rights Reserved.